ブックタイトルseishinsyou2017

概要

seishinsyou2017

本校は、県内唯一のキリスト教（カトリック）の小学校です。宗教の授業だけでなく、道徳の授業や体験活動、奉仕活動などにも力を入れることで、バランスよく、キリスト教の精神である「愛と感謝の心」を育てていきます。一人ひとりが大切な存在として愛されています。Episode～「心の教育が行き届いている」と実感したエピソード～朝の会、昼食、帰りの会に祈りの時間があります。１日のめあて、感謝、振り返りなどを通して、いつもは外に向かっている意識を内面に切り替えることで、心を育てる機会につなげています。心に目を向けるひと時を持つ自分も友達も神様から創られたかけがえのない存在であり、人と比べられない価値があることを学びます。自己肯定感に裏付けられたやさしさの基盤になります。他者を思いやる気持ちを育てる内面の成長が身のこなしにも自然に表れるような礼儀をわきまえ、美しい言葉遣いのできる子を目指しています。立ち止まって挨拶をする習慣もその一つです。良いマナーを習慣づける「ありがとうございます」が自然に出てくる高学年低学年を感謝の気持ちで過ごしてくることで、高学年では、当たり前と思えることにも「ありがとう」の言葉が出てきています。「してもらう幸せ」が「できる幸せ」に成長し、「してあげる幸せ」を感じられる子どもたちが育っています。「自分がしてもらってきたから」バスで帰っている時に降りるバス停を過ぎてしまったことがあり、6年生がいっしょに降りて歩いてもどってくれたことがありました。自分が上級生になったら、困っている低学年を絶対に助けてあげようと思います。(在校生)「娘にも受け継いでほしい」私が在学中には、自分の良さや強み、持ち味などを見つける機会がありました。娘にも、自分や自分以外の人の良さを認めて分かち合うことを受け継いでほしいです。(自身も卒業生である在校生保護者)「生と死の教育」の存在1年生の時から、命のかけがえのなさ、命を受け継いで生きていることなどを学ぶ特別な授業があることは、子どもたちのこれからの成長に本当に大きな意味があると思います。(在校生保護者)(教師)