ノートルダム清心女子大学 附属小学校

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4年生・山の学習

 例年なら秋の行事を次々と紹介している頃ですが、今年度はコロナ対策で学校行事の多くが変更を余儀なくされています。特に宿泊を伴う行事は大きな影響を受けています。
 毎年1泊2日で行っている「山の学習」については、何とか日帰りの活動に集約して実施することになりました。
 4年生は、特色ある農業について学んでくる学習にしぼって、10月16日に蒜山高原にでかけました。
 思ったよりも早く到着できたので、まず「塩釜の冷泉」を訪ねました。市内を流れる旭川の源泉の冷たさを交代で感じました。

 続いて、中四国酪農大学校でジャージー牛の飼育の説明と乳しぼり体験をさせていただきました。
 はじめは、恐る恐る近づいていましたが、次第に柵のすぐそばまでいって、頭をなでたりする子が増えてきて、牛の皮膚の手触りや温度を感じていました。マスクをしていても、動物特有の強いにおいにどうしても慣れない人もありました。
 生まれたばかりの子牛たちが食べられるために生まれてくるという説明を聞いて複雑な気持ちになったようですが、命を受け継いで私たちが生きていることや感謝していただく大切さにも気づいていったようです。
 また、一人ずつ乳しぼり体験をさせていただきました。牛の温かさや乳の手触りなど命の温かさをここでも感じられたようです。
 ジャージー牛の見学の後、芝生の広場で昼食。走り回ったり、転げまわったり、木の実を集めたり、限られた時間の中で、秋の自然を楽しんでいました。
 写真にはありませんが、この後、特産品である蒜山大根を含む野菜の集送センターの見学と畑で大根抜き体験をさせていただきました。
 蒜山地方の特有の真っ黒できめの細かい火山灰土・黒ぼこもじかに体験できたようです。

2020年10月16日

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