ノートルダム清心女子大学 附属小学校

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清心小学校の日々の記録 清心小学校の日々の記録

説明会の代わりに質問にお答えします。

 これまで本校について「何で清心だけ受験情報誌にのっていないの。」「塾の説明会にどうして来ないの。」と言われることがあったそうです。
 理由は、はっきりしていて、「実際に子供たちに会っていただいてこそ本校の教育のことが分かっていただける。」と考えていたからです。でも、今の時代はまず知っていただかなければ始まりません。最近は、広報活動にも力を入れています。カトリック学校として「変わらぬ伝統」と私学としての「革新性」の両面を調和させていく教育に取り組んできました。
 それらを是非お伝えしたいと思っていましたが、残念ながら塾での説明会も夏のオープンスクールも中止になってしまいました。
 そこで、事前に質問があったことについて、Q&Aでいくつか説明していきたいと思います。

Q 男の子はどれくらいの割合ですか。
A 全体で37%。最も割合の多いのは2年生で47%です。校名は「女子大学附属小学校」となっていますが、男女共学です。

Q 県外から通学している人はいますか。
A 在籍者の居住地は、岡山市86%と倉敷市8%でほとんどを占めていますが、香川県5名、兵庫県4名、広島県1名と県外からも10名通学しています。公共交通機関での通学が原則になっていますが、安全はもっと大切なので、通学手段については個別に相談も受けています。

Q 国際コースに入るためには、英語のレベルはどれくらい必要ですか。
A イマ―ジョン教育を支えるために以下のようなことが必要とされているようです。それらを参考にして合否判定をしています。英語力だけではないことが分かります。
・ベースとなる英語力
・集中して聞く態度
・反復練習を行う意欲
・学びを支えるサポート

Q 卒業生の進学先を教えてください。特に、男子はどんなところに進学していますか。
A 今春に卒業した6年生たちは、国立・県立・市立に進学した人たちの割合が多かったです。特に、男子は広島大学附属福山中学校、岡山大学附属中学校への進学者が多くなっています。そして、近年の傾向である県外の私立中学にも進学していった人たちがいました。
 学校全体の傾向よりも、我が子はどこに進んだらいいかを大切にしてほしいと思います。
 親が子供の将来に期待することとして、「社会の中で自立してほしい」という能力開発に関心が高いようですが、最近では「自分が何をしたいか分からない」という悩みも増え、「好きなことを見つけてほしい」という興味の開発も望まれているようです。
 本校では、教育活動全体を通して、自分なりの花を咲かせることを目指しています。そのことを「神様からいただいた自分の使命を見つける」と表現しています。

Q 給食弁当はどれくらいの方が利用されていますか。
A 学年によってもかなりばらつきがあります。ほぼ毎日利用されている方も、全く利用しない方もあり、各家庭の事情で違います。荷物の多い曜日のみ注文したり、勤務の都合によって活用されたりと上手に利用されている方が多いようです。

Q 長期の休みの預かりについて教えてください。
A 夏休みのサマースクールは、7月末から8月末のうち、学内閉鎖期間を除く15日間開設しました。前期と後期を合わせて、8:30~18:00まで、延べ56人が参加しました。

Q クラス清心とクラス国際の入試倍率の差はどれくらいですか。
A 受験者の倍率は公開していません。昨年度は、コース別にクラス編成をした初年度で、当初は60名のうち、クラス清心35名、クラス国際25名に近づけたいと考えていました。実際にはなかなか入学者数を想定するのはむずかしい状況でした。 
 クラス国際は2人体制でもあるので、今後は同数程度を目指すことも検討しています。

Q 合否の基準として大切にされていることは何ですか。
A 「こういう人を求めています」というような画一した正解はありません。どんな条件が必要かという客観性よりも、保護者のニーズと学校の方針が一致するかを大切にしたいと思います。学級担任は基本一人なので、現在の本校のスタッフで指導可能かどうかは基準になります。


2021年9月1日

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